茨城県内・近隣にお住まいのプレイヤーの方々へ
つくば市・土浦市の数名のMTGプレイヤーを発起人として、大会運営を行うサークル「Five Colors Convention」を立ち上げました!

また、来る10月8日(体育の日)に、初の大会である「FCC 1st」を開催いたしますので、ぜひぜひご参加ください。フォーマットは「ラヴニカへの回帰」3パックを使った取りきりドラフト(3回戦)です!賞品も出ます^^

詳細は以前の日記(http://tanemaki.diarynote.jp/201209241520592910/)をご参照ください。
サークルのWEBサイトも作りましたので、こちらもご覧ください。(https://sites.google.com/site/fccmtg/
「FCC 土浦 MTG」「Five Colors Convention 土浦」などでGoogle検索するとトップに出るみたいです。


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リミテへの意欲が下がってしまったものの、M13に関してはリミテの練習も兼ねて頑張って回数こなしたのに最後にクソつまらん0-3して終わりなのはあんまりであり、今まで19回ドラフトをやっていたのでキリの良い所で20回目をやりたいと思っていた。が、土曜日のアフターも立たなかったので、昨日プレリを0回戦ドロップした午後、「もう起動しない」と思っていたMOで最後のドラフトに臨んだ。最後に何とか3-0したかった。

エリミで1回戦負けてドロップなんていう味気ない終わり方も嫌だったので、スイスラウンド3回戦の形式に参加。

1-1《怨恨/Rancor(M13)》と《殺害/Murder(M13)》を流して《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll(M13)》。1-2で《本質の吸収/Essence Drain(M13)》と《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》があって、赤にいく選択もあったけど、下は《怨恨/Rancor(M13)》と《殺害/Murder(M13)》なら《怨恨/Rancor(M13)》をとる確率の方が高そうだし、1パック目は除去を優先して取っていく、《本質の吸収/Essence Drain(M13)》はタッチも出来る、ということで《本質の吸収/Essence Drain(M13)》を取った。あとは《送還/Unsummon(M13)》や《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury(M13)》が流れて来たので黒青か黒赤を意識しどちらかといえば青を多めに摘みながらピックを進めた。
2-1で《ニンの杖/Staff of Nin(M13)》が出てきて「これはいけるかも」とテンションが上がり、2-2では《血の署名/Sign in Blood(M13)》。2-3か2-4あたりで《武器商人/Arms Dealer(M13)》と《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》と2枚目の《送還/Unsummon(M13)》が一緒に流れて来た。ここで黒赤なのか黒青なのかを決定することになったが、これまでに青のカードを多めに取っていたのでどちらかと言えば下が青を流してくれそうということ、《火山の力/Volcanic Strength(M13)》を1パック目で流していたことを考慮して、赤を捨てて《送還/Unsummon(M13)》を選択。あとは《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury(M13)》のために《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》が欲しいところだったが強いスペルと同時に流れて来たりして中々取れなかった。が、《適合の宝石/Gem of Becoming(M13)》が安く流れて来たのでこれを摘んでタッチが出来るように調整。あとは2枚目の《本質の吸収/Essence Drain(M13)》なんかが流れて来てウマウマだった。
3パック目では上との棲み分けが上手くいって3枚目の《送還/Unsummon(M13)》や《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》、《リリアナの影/Liliana’s Shade(M13)》、《巨大蠍/Giant Scorpion(M13)》などを取ることが出来た。あとは黒青だとクロックが細いので《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》と《闇の好意/Dark Favor(M13)》など。

これまでの経験から、
①「色決めはなるべく早く、1色目は1パック目、2色目は最低でも2-3くらいまで(上下との協調、棲み分けを考えやすくするため)」
②「M13の環境ではピック前半は生物よりも除去などスペルを優先してとる」
③「のちのちサイドから重くて有効なカードをタッチすることで勝率が変わることがあるので、タッチをスムーズに行えるようなサポートカードも場合に応じて優先度を上げて取ったりする」
④「4マナ5マナ域生物は攻めを考えたときに重要だが、それにばかりかまけていると序盤でマウント取られる危険性があるので低マナ域(特に1~2マナ)の割合も考える」
⑤「特に1パック目に自分が何を流したか(下が自分からどのようなメッセージを受け取ったと考えるか)、上は何を流してきたか(上からのメッセージはあるのか)に注意する」
などのことを考えながらピックを進めた。

出来たデッキはこれまで4~5回作ったけど1回も上手くかみ合った試しのなかった黒青コントロール↓

1 《古術師/Archaeomancer》
2 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
1 《血狩りコウモリ/Bloodhunter Bat》
1 《闇の好意/Dark Favor》
2 《本質の吸収/Essence Drain》
2 《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders》
1 《巨大蠍/Giant Scorpion》
2 《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling》
1 《リリアナの影/Liliana’s Shade》
1 《殺害/Murder》
1 《シミアの死霊/Shimian Specter》
1 《血の署名/Sign in Blood》
1 《ニンの杖/Staff of Nin》
1 《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
1 《商売の秘訣/Tricks of the Trade》
3 《送還/Unsummon》
2 《狩漁者/Watercourser》

9 《沼/Swamp(M13)》
8 《島/Island(M13)》
(サイドから沼1枚抜いて山1枚追加)

サイド
1 《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury》
1 《適合の宝石/Gem of Becoming》
1 《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling》
1 《精神腐敗/Mind Rot》
1 《否認/Negate》
2 《巻き直し/Rewind》

黒のダブシンとシェイドを考慮して沼は9枚。シェイドをスムーズに出し、ニン杖やぬいぐるみ人形に確実にアクセスし、サイドからのタッチを考えると土地16枚では足らず、17枚にして41枚デッキに。これは環境最初にめそさんから教わったテクニック。

サイドの《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury(M13)》は賛美などが相手になったときに宝石とともにイン。速いビートには幼子を3枚体制にし、スペルが多い相手には否認など。後手の時は《精神腐敗/Mind Rot(M13)》を入れる。



次に対戦成績。

1st Game 赤緑ビート ○×○

R1
相手1t《結合虫/Bond Beetle(M13)》から特に動きが無く、こちらは《狩漁者/Watercourser(M13)》から《リリアナの影/Liliana’s Shade(M13)》→《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll(M13)》→《ニンの杖/Staff of Nin(M13)》と完璧な動き。《武器商人/Arms Dealer(M13)》でシェイドはやられたが、特に痛くもなく地上をがっちり止めたまま《狩漁者/Watercourser(M13)》で殴ったり毎ターン2点ダメして勝ち。

R2
先手からの《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》*2と《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》《松明の悪鬼/Torch Fiend(M13)》のビートが止まらず、モグを送還でごまかしたり《古術師/Archaeomancer(M13)》で送還をリサイクルしたりでぐだらせようとしたけど、結局ぬいぐるみを置いても毎ターンのフルアタックが止められず負け。

サイドからチャンドラの憤怒と宝石、追加のブロッカーでクラーケン3枚目を投入。

R3
相手はR2とほぼ同じような動きだったが、今度はこちらが《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》3体を2tまでにずらっと並べたので地上がガッチガチ。人形を出してさらに固め、《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》で上から殴った。《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》を《送還/Unsummon(M13)》で戻したり、《焼炉の仔/Furnace Whelp(M13)》を《殺害/Murder(M13)》したりしてビートと人形の1点ダメージを継続し、そのままライフを削って勝ち。


2nd Game 緑白黒賛美 ○×○

R1
2t《遥か見/Farseek(M13)》からの《とげのベイロス/Spiked Baloth(M13)》に対しては《巨大蠍/Giant Scorpion(M13)》を置いて牽制。次のターンに《ネファロックスの召使い/Servant of Nefarox(M13)》からのベイロスがアタックしてきたので蠍でブロックして1:1交換。《狩漁者/Watercourser(M13)》を置いて一旦牽制し、《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》も出てきたところでぬいぐるみを置きさらに牽制。6マナにアクセスし《ニンの杖/Staff of Nin(M13)》を置いて賛美を殲滅して勝ち。

R2
《苛まれし魂/Tormented Soul(M13)》+召使い+帆凧が止まらず、手札に《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury(M13)》、場には山込みの4マナで5枚目の土地引いたらほぼ勝ちだったけど最後まで引かずぐぬって負け。

R3
相手が2t《遥か見/Farseek(M13)》から大人しく、4t目《シミアの死霊/Shimian Specter(M13)》も対処されずアタックしたら手札が土地2枚と《隊長の号令/Captain’s Call(M13)》だったのであとはシミアでアタック継続しながら侵略者も出したりして《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury(M13)》構えながらそのまま勝ち。


3rd Game 青白飛行ビート ○○

R1
相手1t《不死の霊薬/Elixir of Immortality(M13)》から《風のドレイク/Wind Drake(M13)》→《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》、こちらは《狩漁者/Watercourser(M13)》と人形を置いたが役に立たず、ドレイクトークンを送還で1枚消したりしてクロックを減らしたが、相手が《古術師/Archaeomancer(M13)》から《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》を回収してきたのでこちらも《狩漁者/Watercourser(M13)》に《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》を付けてライフレースの構え。相手は4マナで止まっており、発動2回目を撃ったところで相手のライフが9、こちらが10、場には
相手:ドレイク4体と古術士(+霊薬と4枚の土地)
自分:ぬいぐるみと《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》付いた狩猟者
手札には2枚の《本質の吸収/Essence Drain(M13)》と送還。自分には6枚の土地。

ここで、相手が発動撃ったターンに人形の1点を起動するのを忘れてしまい、相手がフルタップした返しに霊薬起動させずにライフを削り切るプランが出来ず焦る。が、よく考えれば《本質の吸収/Essence Drain(M13)》を相手に撃ち、青マナが1つ残るので狩猟者パンプして5点を与え相手のライフを1にし、相手が《送還/Unsummon(M13)》など持ってなければ霊薬起動のスタックで1点与えればよかった。最悪相手が送還持ってて人形を戻され5点回復されても自分のライフが13あるので、フルアタックにも持ちこたえてさらにターンが返ってくればほぼ勝ちだった。なので、きちんと人形の能力起動タイミングに集中することが出来た。

で、ライフ1点にした返しのターンで相手はドレイクでフルアタックし、4マナ立てて返してきたので、まず《狩漁者/Watercourser(M13)》でアタックし、霊薬ではなく《安全な道/Safe Passage(M13)》を唱えてきたのでスタックで人形起動して勝ち。

R2
こちらの2t《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》は《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》されたけど、相手が土地2枚で止まってしまったので《血狩りコウモリ/Bloodhunter Bat(M13)》を出し、これに《闇の好意/Dark Favor(M13)》を付けて5点ビート。ドローで《否認/Negate(M13)》を引き、4マナ溜まった相手に対し否認と《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》を構えるという理想的な動きが出来た。結局発動もされず、侵略者とコウモリで削りきって勝ち。


ということで20回目にして、そしてドラフトを真面目にやり始めて初の3-0!0-3から始まったM13のドラフトで、最後の最後に3-0することが出来て本当に嬉しかった。

最後のドラフトでは自分が強いと思っていたアーキタイプである赤緑ビートか赤黒除去コンをやりたいと思っていたが、それらではなく、「こういうデッキはまだ自分には上手く扱えないな」と思っていた黒青で3-0したのも感慨深かった。でも思ってみればドラフトの中で一番組んだ回数が多かったのはこのアーキタイプだった気がする。

ピックだけでなく、ゲーム中でも(ミスはしたけど)M13ドラフトの中で学んだことは全部出し切った。

・積極的に1:1交換を取っていくこと。
・序盤のライフ損失は出来る限り抑えること。例え2点ぐらいのクロックであれ自分のデッキの回りと数ターン先の展開を考え、除去や1:1交換のブロックを惜しまないこと。送還みたいなスペルが3枚あるならなおさら。
・相手がマナを立てているときに不用意なブロックやオーラ付けをやらないこと。
・《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》などのオーラはなるべく早く出さないこと、除去を警戒し、フィニッシュの手段として温存する。ただしライフレースが厳しかったりしたときには状況に応じて付ける。
・クリーチャーの出し方は、ライフ、ハンド、ボードにおける3つのアドバンテージを如何に稼げるかに焦点を置いて考えること。(特に青黒コンではハンドアドバンテージという見えない部分でのアドを如何に稼ぐかがかなり重要なので、4マナ溜まったときに相手のクロックを止めるものを出すのか、それともシェイドを出してマナを伸ばしていくのかという選択肢などで悩むところが何回かあった。)

主にここらのことは、回数をこなしたり、めそさんやカントクとのアフターフリプの中で勉強していったことだ。


プレリの裏であり、MOでのスイスラウンドはエリミと違い商品も3-0して3パックなので、参加者的にはあんまりガチの人はいない卓だったとは思うが、それでもちゃんと3-0出来たことは凄く大きなことだ。負け続けても沢山ドラフトをして良かった。

ということで、これでM13のドラフトはおしまい。この環境には本当にお世話になった。ドラフトのドの字もよく知らなかった自分が最初に本気で取り組んだのがこのエキスパンションで本当に良かったと思います。

コメント

社長(魔術)
2012年10月1日16:00

おめでとうございます!!

saishi
2012年10月1日20:53

>社長
ありがとう!

Mizy/ミズイ
2012年10月6日12:04

《ぬいぐるみ人形》はホントいいカード。私もドラフトでは喜んで取ってましたね。
3-0で有終の美、M13ドラフトの集大成、おめでとう!

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