年明け日記

2015年1月3日 日常
年明け日記
年明け日記
あけましておめでとうございます。

去年(2013年の大晦日から2014年の元旦)は年明けの瞬間からノロウィルス発症して三が日はほぼトイレで過ごすっていう散々な有様だったけど、今年は元気なまま大掃除もバッチリでき、氏神さまに二年参りして年明け一発神輿を担いでゲン担ぎ、おみくじは大吉で初日の出も見られ、やりたいこと全部出来た幸先のいいスタートとなりました!

去年どんな目標立ててたかなと見返してみたんだけど、どうもそれどころじゃなかったみたいで特に具体的に何か言ってたわけじゃないみたいね。なんで今年は書いとこうと思います。

去年は思い返してみると上手く行ったことより上手くいかなかったことの方が多かった気がするので、今年は仕事も趣味もちゃんと目標達成できるよう頑張るぞ!

GODZILLAの感想

2014年7月31日 日常
そろそろ色んな所でも感想が出始めているので。
一応、ネタバレ注意

この映画についてはアメリカで1回、日本で公開初日に1回観ました。それを観ての感想だけど、簡単にいえば・・・

「ゴジラが出てくるまではかなり真っ当な怪獣映画でテンションは上がり続ける。ゴジラが出てきた所で絶好調となり、あとは下がり続ける」。そんな映画でした。

あと、1998版がジュラシックパークとしてならば観れたように、このGODZILLAはキング・コングとしてなら十分楽しんで観られるなとも思った。

今作GODZILLAを観る場合には、「怪獣映画」としてみるか、「特撮映画」としてみるか、「ゴジラ映画」としてみるか、人によって様々な見方があると思う。個人的に、それぞれの立場から本作を観ると、

怪獣映画としては30点。
特撮映画としては70点。
ゴジラ映画としては”個人的”には50点。

という感じ。

怪獣映画としては、はっきり言って残念な出来。パシフィックリムの時にも同じ感想を抱いたけど、なんつーかやっぱハリウッドがKAIJU作っても結局ただのデカいクリーチャーにしかならんのだな。デザインとかそういう問題ではなくて、怪獣の”動き”が人間と等身大の”クリーチャー”としての動きになっているのが残念極まりない。この点はやはり、「等身大の着ぐるみで演じる怪獣をどうやって巨大に魅せるか」ということに心血を注いできた日本の怪獣映画のような下地が全くないことが原因なのだろうか。

何が気に喰わないかというと、MUTOなりゴジラなり、100m近くあるはずの巨大怪獣の動きが機敏すぎることと、また移動時のシーケンスがぶつ切りで「気が付いたら近くにいた」という演出が何度も何度も出てくること。これに尽きる。前者はまあまだ我慢できる。ホントは光速度撮影で描かれる怪獣の動きが最もいいと思うんだけど、ゴジラの逆襲という例もあるし、巨大怪獣同士のスピーディなプロレスもそれはそれで味があるものだ。

でもさ、例えばホノルル空港でMUTOとゴジラが対峙するとき攻撃ヘリが眼下にいるはずのゴジラに全く気付かず突然現れた(ように見える)背びれを緊急回避しようとしてMUTOに激突するシーンとか、徒歩で移動中であると思われていたMUTO♀がサンフランシスコ市街に突然粉塵と共に現れるシーンとか、ラストの主人公に迫るMUTO♀の背後にいきなり(ビルの下敷きになっていたはずの)ゴジラが現れて喉元に喰らい付くシーンとか、あげればもっとあるけど「怪獣が今そこに瞬間移動したかのような」演出を使いすぎ。100m超の山みたいな物体が移動するのだから、その移動の一歩一歩をきちんと描写してほしかったし、そうすることで初めて巨大怪獣が迫りくるプレッシャーを観客に感じさせることが出来るんじゃないだろうか?ゴジラの全体像はMUTOとの対峙シーンにとっておくにしても、ホノルル市街をゴジラが闊歩して空港へと至るシークエンスはもっと丁寧に描いてほしかったし、MUTO♀がサンフランシスコ市外へと接近するシークエンスも、当然張られるべき防衛線との交戦も含めて描いてほしかった。ラストであれば背後から迫りくる巨大な足音にMUTO♀が勘付いて、復活したゴジラと相対した後に最終決戦へと移る演出にしてほしかった。

ここらへんの、等身大の(例えばエイリアンみたいな)クリーチャーを描く上では通る演出を、大怪獣の描写にそのまま適用してしまっているのが至極残念だった。

序盤のMUTOによるジャンジーラ原発襲撃や、ホノルル市街へのゴジラ上陸など、怪獣の実像を見せない場面では”迫りくる巨大生物”を上手くみせてくれたので期待してたんだけど、いざ怪獣の実像が出てしまうと上述の”ワープ演出”が気になって気になってしかたがなかった。冒頭でゴジラ出てきた後テンション下がるっていったのの原因の8割はこれ。

一方、特撮映画として観るとGODZILLAはかなりいい線いってる特撮映画だと思う。特殊撮影技術=CGと考えるけど、昨今の邦画のCGレベルでは決してできないことを幾つもやってくれて、怪獣映画かつ特撮映画で最高レベルのCGをフルで使うとこうなるんだ、というのが漸く見られたと感動した。

特に最も注目してみていたのは、「実写との合成」と「人間視点での怪獣描写」。この二つはCGをフルに使うことの最も大きな利点だと考えていて(平成ガメラでも常に見上げるような視点で撮影することの困難さをスタッフが語っている)、それを最大限生かして実現したサンフランシスコ金門橋におけるゴジラ出現シーンは、本作でしか実現しえなかった名シーンだといえるだろう。爆発処理班の高高度からの戦闘地域へのダイブシーン、ゴーグル越しに映るMUTO対ゴジラの死闘もCGならではの出来で非常に見ものである。

余談だけど、個人的に一番うれしかったのが、米海軍艦隊に追従されながら太平洋をハワイからサンフランシスコへと航行するゴジラのシーン。「泳ぐゴジラ」をみせるってのは凄く大変なことで、海面から上半身を出し下は立ち泳ぎみたいな突っ込み厳禁な泳ぎ方でもなく、イグアナのように尻尾と全身を使ってうねるように航行するゴジラをちゃんと描いてくれただけでもこの映画の価値はあると思う。これまでにもVSビオランテや大怪獣総進撃でも泳ぐシーンは出てきたけど、どれもいまいちだったからね。海軍艦隊と並走させることで黒氷山とでも評すべきゴジラの巨大感も出ており、本作のベストシーンを上げるなら金門橋かこれのどちらかだろうといってもいい。

最後にゴジラ映画として。これは個人によってゴジラをどう見るかで変わる問題なのであまり批判的なことは書きたくないけど、自分自身としてはゴジラを「人間の理解の範疇を超えた超自然的存在」としてみせたいのか、「実物大のヒーロー」としてみせたいのかが中途半端な感じが否めなかった。なんというかVSシリーズのゴジラと昭和シリーズの2代目ゴジラが混ざったようなゴジラ像だったかな。

超常の存在としてゴジラを描きたいなら(むしろ予告編から自分が期待してたのはそういうゴジラなんだけど)、MUTOぶっ殺してサンフランシスコ市街を粉々にして「人間では抗いようもない、災害のような暴力」をもっと見せつけて海に帰って欲しかった。それこそゴジラが起き上がった後「King of Monster! Woooooooooo!!」みたいな歓声など微塵も起こらないように。

ヒーロー、善玉としてのゴジラを描きたかったなら、もっと主人公含めた米軍部隊との絡みが欲しかった。ガメラ2みたいにMUTO2体に対抗するために、人間側がゴジラを支援する作戦を立てるとかさ。そう仲良しこよしみたいな感じじゃなくても、主人公部隊の目的を「核ミサイルの時限装置解除・搬出」ではなく「MUTOの卵を撲滅」に変えるだけでもゴジラと人間との共闘感が出て良かったと思うんだけどな。あそこらへんの展開はどうにも分かりにくかった。主人公がなぜ任務を一時放棄してMUTOの卵を焼き殺したのか?父親の敵だったのか?話の都合上焼き殺しました感が残ってしまって若干消化不良だった。

ただどちらかといえば、個人的には、伝統的なゴジラの設定、すなわち水爆によって生まれた=人間の手で作られた怪獣という設定を変え、太古の昔から地球のエネルギーを糧に悠久の時を生きながらえてきた超生物、人間側の最高の武力=核すらものともしない、いわゆる人間すら支配下におく自然界の”頂点”としてゴジラを据え置いたのだから、作中のゴジラにはもっと頂点支配者感があって良かったんじゃないかと思う。なんか1998版と比べものにならないくらい頑丈になったとはいえ微妙にタフネスが無くてバテるの早いんだよなあ・・・

完全に妄想だけど、ラストシーンとかもMUTOを倒したゴジラが核ミサイルの爆発に巻き込まれる⇒「物凄い放射能だ・・・」⇒「放射線レベルが急速に下がっていきます!」からの核エネルギー全部吸収したゴジラがけろりとした顔で現れるとかだったら最高だった。まそれはあくまで個人の妄想なので割愛。

「ゴジラ映画」として一番重要なのは、ゴジラと敵怪獣とを格好よく見せることだと思うんだけど、上述したようにゴジラの立ち位置が若干曖昧なのと、MUTOは敵怪獣としてはちょっと地味だったことを考えると、やっぱり個人的には50点だなあ。

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・・・そんな感じでGODZILLAの感想でした。まあなんだかんだ言って楽しめたので良かったっちゃ良かった。続編作られるようだけど、モスラとかキングギドラとか出てくるなら完全にエンターテイメント志向になるよね。それでもいいけど、怪獣の魅せ方に大きな不満の残る本作から考えるとあまり続編には期待が出来なさそうだな。

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以下細かい突込み。

・元々ゴジラと同類の生物へ寄生していたMUTOだが生態が完全に変わっていないか?ゴジラに卵を産み付けようとするのかと思えばそうでもないし。より簡単に手に入る現代の核物質を糧により多く繁殖するようメカニズムを変えたのか?

・劇中の描写をみるに明らかに♀MUTOが♂MUTOに出会う前に既に発生段階が大分進んでる卵を保持しているんだが、生殖のために♂MUTOっているの?有性生殖のための♂♀ではなく単騎で繁殖できる個体とそれを守る兵隊のような役割と考えていてよいのだろうか。

・さすがに♀MUTOが冬眠中の卵を核廃棄物の山の中に放置していたってのは無理があるでしょ。フィリピンで発見された二つのうち、既に孵化した♂MUTOがジャンジーラで活動していることを考えると、♀MUTOの方もいつ冬眠から覚めてもおかしくないし、もし核物質の山が貯蔵されているエリアで目覚めたら♂MUTOと同じく大事故の原因となるくらい予想し予防できんものだろうか?
読書()感想文。

ここ2カ月くらいで読んだもので、面白かったのが何個かあるのでそれらの感想とかをまとめておく。ネタバレぶっぱなので未読の人はご注意。

一つ目は、≪サバイバルヤルオ≫。カントクから薦められたので、アメリカから帰国してからの連休中に一気に読んだ。時差ボケと戦いながら完読までほぼ3日丸々ぶっ通しかかった大長編。

キャラの心理とか色々考えたり、サバイバル知識をググったりしながら読んだこともあり、後々別に感想文を書く予定の「ロボ子」と共に、近年読んだ中では読み応えがあり個人的にかなり気に入った作品。感想文はかなり真面目。

≪作者≫◆xsDbUDzB3M氏
≪あらすじ≫フランスから日本への帰国途中、嵐により船が難破し遭難してしまったパティシエの青年・入速出やる夫。幸運にも謎の島へと流れ着いた彼は、同じく遭難した少女・涼宮ハルヒと出会い、救助が来る日まで無人島でサバイバル生活を送ることとなる。byやる夫スレwiki

■雑感

本作は無人島におけるサバイバル生活を想定したシミュレーションゲーム「サバイバルキッズ~Lost in Blue~」のパロディで、原作と同じく男女二人が100日もの長期間完全自給自足の共同生活を行う。ただ、元ネタ(未プレイ)が全年齢版なのに対して、本作では「男女二人きりの無人島生活」というシチュエーションをシリアスに描写し、赤の他人、それも見知らぬ男女がプライベートも糞もない共同生活を強いられるストレスと、明日の命さえ危ぶまれるような緊張から生じるすれ違い、お互いがお互いを信じられず衝突するドロドロした展開が続き、胃が痛くなるような心理描写が強調されている。勿論男女が何の制約もなしに共同生活を送るのだから、いわゆる×××な描写もある。ただ、こういうサバイバル系とかスリル系ってお互いに苦難を乗り越えて好感度パラメータ上がってって最後に×××ってのはよくあるけど、本作では序盤のしょっぱなから、しかも最悪の形で描かれる(一言でいうとやる夫が暴走する)。読んでて「え、大丈夫なのこいつ?もうゲームオーバーじゃね?」と不安に思ったものである。物語的にも読者のキャラへの感情移入という意味でも好感度-100の底辺からスタートすることになる。そもそもこのやる夫、AAでのその容貌通りに決してカッコイイ外見ではなく、ハルヒの初見をして「最低な見た目」であったことからも、パティシエ修行から逃げ出してきたことからも、人間としてはダメな部類に入る。基本的に、頭が悪いわけではないけど後先を考えることをせず、いい意味でも悪い意味でも欲望や感情に忠実で、序盤はホントに自制心が皆無。だからこそ遭難開始から僅か1日2日と経たずに大にも小にも致命的なミスを自覚なしにやらかし続けてしまう。そんなダメ人間やる夫が(勿論ヒロインのハルヒも)幾つもの苦難を乗り越えて、向上心と根性とタフネスを鍛え上げ現代社会へと転生する物語、という感じ。

■AAのレベルの高さ

サバイバル生活が描かれていく中で感服したのが作者のAA技術の高さ。自作あるいは既存のものを自力で改変してほぼすべてのコマが出来ている。使いまわしが殆どなく、AAの完成度自体も高いので、AAスレといえど漫画を見ているみたいに場面描写がしっくり頭の中に入ってきた。人物と人物だけAAで描かれても今どこでどんな状況で喋っているのかが分かりにくいが、本作ではちゃんと背景も描きこまれており、場面移動の”間”には必ずどこからどこへ移動しているのかが分かるようになっている。JPGの地図と合わせて、やる夫とハルヒのいる島の様子を頭の中でも容易に想像することができ、作中で展開されるサバイバル生活のイメージがリアリティ豊かに伝わってきた。特筆すべきは料理のAA。カキ焼いて食うだけなのにこんな細かいAA使うのかよとツッコミを入れたくなるほどの凝りよう。しかし、サバイバル生活において食事は唯一の娯楽といっても過言ではないから、作中でやる夫やハルヒは以下に美味いメシを食うかに全力を注いでいる訳だし、「美味いメシを見せる」ことにAA技術の全力を注ぐこともむべなるかな、作者の努力にただただ感嘆するばかりだった。特にヤシガニ焼いてたのと、11話でクロダイ捕まえて昆布で麺作って出汁やらと一緒に食べてたのが凄い美味そうで印象に残っている。終盤にかけて調味料は増えていくし、やる夫の精神的成長に伴い調理技術も向上しているのでそのころのメニューの方が実際には美味しいだろうんだけど、塩しか調味料が無い状態でどうやればマンネリにならず素材の味を生かした料理が出来るか四苦八苦していたころの方が、やはりその努力値分だけ出来上がった料理への魅力が上乗せされるように感じた。

■気に入ったセリフなど
サバイバルやる夫には、オリジナルなのか引用なのかは分からないけど良いセリフが多くあった。

痛みを感じるほど、他人に与える事など、到底できません。


これは中盤あたり、それまで(表面上は)上手くサバイバル生活を遅れていたハルヒとやる夫が再び仲違いしてしまう事件の最中にハルヒが言った言葉。自分は餓死寸前なのに釣った魚を丸々ハルヒに譲るなど、前半の屑っぷりからすっかり改心してナチュラルに命捨てちゃうくらいハルヒに奉仕するやる夫の所業を指して言った言葉。決して「ないわーひくわー」って意味ではなく、この時のハルヒはやる夫の行動を、自分には決してできないものとして心から尊敬している。自らの生命を差出し他人の生きる糧となること、それがどれほど重大なことなのか、無人島生活にて幾つもの命を奪い、涙を流しながら罠にかかった海鳥を捌き、食べ、その日を生きてきた経験を重ねたハルヒだからこそ出た言葉だろう。ただしこのやる夫の行動とそれに対するハルヒの対応で二人の仲は決定的に悪化してしまい、終いにはやる夫が嵐の海に身を投げ出すところまでいってしまう。サバイバルヤル中盤はすれ違いまくってる二人の心情にずっと胃がムカムカしていた。

死ぬの、あんなに怖いのに。よく、あんた、あたしに食べ物渡したり…獣に、立ち向かったりできるわね。


終盤、イカダを守るために日も差さぬ嵐の海に飛び込み命からがら生還したハルヒの言った言葉。大波に飲まれて漆黒の海中へと引きずり込まれ、サバイバル生活にて初めて死の恐怖を体験したハルヒが、改めてやる夫の凄さ(異常さといってもいいかもしれない)を思い知った場面である。やる夫もまたジャングルの底なし沼に頭半分まで飲み込まれるという臨死体験をしているが、死の恐怖が心に染み付いていてもなお、ハルヒのために何度も命を張ろうとした。しかもハルヒは「そうしないと自分が生き残れないからそうする」が、やる夫は「特に何も考えず条件反射的にそうする」。嫁だからな。仕方ない。

小さい頃でも、大人になっても、心が感じる大きさは同じなのよ。


あまりにもシビアな無人島生活であるが、子供のころに感じた自由と全能感を追い求め、世界を広げるごとに逆に自分と周囲の平凡さに失望し、「生き急いできた」という天才ハルヒには、このレベルの環境でなければ「童心にかえる」ことができなかったということだろうか。

あたし、温泉にゆっくり浸かりたいわ。あんたが、あたしのために作ってくれた温泉で、ゆっくり、空を眺めながら。明日は何をしようかな、って考えながら、あの島でのんびり過ごすの。「その日」がくるまでね。


終盤、無人島からイカダで脱出し、数百km離れた有人島を目指す旅路にて、二人は嵐の兆候を感じ取る。ここから先はもう島に引き返すことは出来ない。行けばあとはもう無事に助かるか、遭難して餓死する前に自決するかのギャンブル。その「分水嶺」にて、ハルヒはやる夫に行くか退くかの選択を迫る。恐らくこの言葉はハルヒの本心であると思う。生きるか死ぬかを賭けるより救助がくるまで堅実に生きようという意味ではなく、「いずれ来る衰弱死」の運命を受け入れ、それまでの限られた時間を楽しく過ごそうという意味で。パティシエ修行から逃げ出してきた身であり、日本へと無事帰還したとしても行くあても寄る辺もないやる夫がそれでも必死に島からの脱出を目指す一方で、世間に欲されているはずのハルヒは、しがらみに囚われず、常に新たなことに挑戦し、日々を自由に一所懸命に生きられる島での生活に魂を魅かれていたのかもしれない。しかし、そんなハルヒの誘惑にも近い言葉に対するやる夫の返答が、

……あの島に、ハルヒの「未来」は無い。行こう。


やる夫ちゃんマジ嫁ですわ

ああ、最後に。一つだけ仕返しをさせて。私の一晩はね、本当は10倍よ。あなたの払ってた額のね。Adieu. Mon cheri.(さよなら私の愛しい人)


サバイブドやる夫から。チョイ役なのにメッチャ渋かった娼婦ファサリナさんの言葉。サバイブドでは、娼館に通いながらもそこでフランス語の勉強をしていたなど、やる夫も色々あったんだなと補完できるストーリーがあってとても良かった。

やる夫。あたしの為に、命を賭けられる?

冗談じゃないお。考えるまでもない、いやだお。そんな事したらたとえ助かったって、烈火のごとく怒られて口も利いて貰えなくなるの目に見えてるし。

……ただ……結果的に…かかっちゃったら、ごめん、なさいだけど…。


どの口が(ry。でも個人的パーフェクトだなと言える返しだった。この問答はやる夫がオオヤマネコ?に立ち向かって大けがを負って生死の淵を彷徨ったエピソードにおける「男はどうしたら女に許してもらえる?」の問答とも重なって感慨深かった。

…?やっぱ全然何にも感じないわ。…… クリスのやつさては適当な事言ったわね?


サバイブドやる夫最終話より。中盤あたりの「あんたの事好きじゃないわ!あんたの事みても全然、ドキドキもワクワクもしないし」というセリフを覚えていると、この「全然何にも感じない(おかしいな)」というセリフがそれに対応していることが分かる。なんにせよ末永く爆発しろエンドということで良かったです。

■まとめ
・AAが上手い
・飯がウマい
・ハルヒがエロ可愛い
・やる夫はクズ(前半)
・やる夫はハルヒの嫁(後半)
・最後見送りに来てくれるトンコツ(猪)に萌える物語
・魚はそんな簡単に釣れないといいたい(マジレス)

余談だけど、サバイバル系の話では自分は「クリムゾンの迷宮」という作品を一押しする。まあサバイバルというよりはスリルホラーサスペンスの入ったバトロワという感じだが、とても面白い小説だし「やらない夫でクリムゾンの迷宮」というタイトルでAAスレにもなっててほぼ原作準拠なので、興味ある人はどうぞ。

2014年1月27日 日常

年明け日記

2014年1月18日 日常
いつまでも年越し日記ではしまりが悪いので。あけましておめでとうございます(今更)。

2014の年明けははっきり言って最悪でした。元日朝からノロウィルス発症して3が日はずっと寝込んでたし、その後はずっと仕事出張アンド論文だったしで、まともに休めませんでした。

まーその中でも時間を見つけてやりたいことはそこそこできているのでいいんですが。

2月末まではずっとこんな感じなのでMtGやボドゲなんかで遊ぶのは無理そう・・・
プレリもBNGドラフトも出来ないでしょうねー(白目)

BNGのスポイラーはチェックしてるけど、どうも塩BOXっぽい。期待してた小神も、テーロスの神々に比べて明らかにパワーダウンしている。調整が難しかったのかもしれないけど、その割にはゼナゴスだけ雑に強そうだったりするし(まあラスボスだからいいのかな?)。

その分アンコの性能は良くて、占術付き《蔓延/Infest》だったり、残響-3/-3修正だったり、2点火力死んだら本体3点だったり、システム的に弱そうな奉納持ちの中で今のところ唯一構築でもいけそうなゼナゴスの狂信者だったり、ここら辺に注目しています。

というかそれよりも、このエキスパンション、リミテやばくないですか?
バランス考えてんのか?っていうくらいアンコのパワーが高い+アンコ自体の枚数も多いので、元々ブッパ上等やりたいこと先にやったもん勝ちのテーロス環境の性質がさらに悪化しそうで嫌な予感がします。まあ同一ブロックの小エキスパンションだから、先のエキスパンションの特性をさらに推していく流れになるのは当然だと思うけど、THSの環境って何か面白くなかったんですよね。つまらないというより気に食わないって感じ。シールドはTHS*3BNG*3でドラフトはTHS*2BNG*1だっけ、フルスポ出てコモンもチェックしてからだと思うけど、あんまりひどいことにならないといいなあ。

他には、モダンの黒信心デッキを鋭意(頭の中で)製作中。抹消者入れて信心を生かしたデッキを作りたいモチベから始めたんだけど、実際信心はおまけくらいのシステムと考えて、抹消者出して横にすべりん据えて剣付けてぶん殴る黒t緑デッキにした方が強そうかも。とりあえず構築戦復帰したらGP神戸を見据えて積極的にモダンをしていく所存です。


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加えて、ここ二週間くらいで読んだもの、見たものの感想。

①廻るピングドラム

OP曲が良かったのでちょっと見てみようかなと思い、ノロで寝込んでた時に予め借りてきてたやつを観た。感想は一言でいうと「?」、それ以外にない。分からんものが多すぎてそれらがちょっとずつヴェールを脱いで真相が露わになっていく演出もなく、ずーともやもやが続いて不完全燃焼のまま最終話までいっちゃった。20話前くらいで「あ、これは畳む気ないんだな」って悟ったけど、リンゴちゃんが変態ストーカーから天使になっていくのがかわいかったので一応最後まで観た。多分何回か見直したりじっくり考えたりすると分かっていくようなことが沢山あって、それが分かって初めて楽しめるアニメなんだと思うんだけど、何しろ演出がつまんな過ぎてそこまでやろうと思えない、そういう作品でした。全然引き込まれなくて、むしろ観てるうちにどんどんストレスが溜まって行った。まあ自分にはこういう系のやつは合わなかったんだろうな。ただメンヘラ変態ストーkもといリンゴちゃんは健気で可愛かったです。だんだん天使に変わっていくのだけがこのアニメを見続けるモチベーションでした。最後まで報われなかったけど。

②ダンガンロンパ霧切1

面白かった!作者の北山猛邦については、著書の「ギロチン城殺人事件」を読んだことがあるけど、機械的なロジックに基づく派手な物理トリックは中々考えようがあって推理に没頭できたし、犯人役の人間性やバックグラウンドストーリーにも無機質的だけど引き込まれる独特な個性があったりして、それを書いた人がダンガンロンパ本を書くということなので期待してました。分量の関係からかトリック自体は結構簡単であっさりしてて、核の部分は読んでるうちにわかっちゃったんだけど、「あーこういうことだったのか」とハッとさせられる引っかけもあったし、なによりちゃんと霧切のキャラクター性も損なわれることなく表現されていて、推理小説の体裁をとりながらダンガンロンパのスピンオフ作品として楽しめることが出来ました。2も手元にあるので、仕事がひと段落したら早く読みたい。個人的には黒幕側に超高校級の絶望を混ぜてほしいところで、欲を言えば江ノ島をそのまま出すんじゃなくてモノクマとして出してほしいんだけど、本編前日譚のゼロよりもずっと前の話だから、江ノ島盾子はモノクマっていうキャラクターを生み出してはいない設定だったりすんのかな?なんにせよ面白かったし、これからも楽しみになる本でした。


③刀語(アニメ、原作未読)

ずっと前から観たかったけどずっと機会に恵まれず、今週一日丸で休みが取れたので12巻一気に観た。西尾維新に特徴的な洒落た、いい意味で悪ふざけが過ぎる言葉遊びは相変わらずだったけど、物語シリーズとはまた趣が違ってて、大河小説を謳うだけあってちょっと渋めな感じだった(原作ではどうなのか知らないけど)。ただ、刀語に関してはアニメーションにも期待してた部分があって、それに関してはちょっとキャラがしゃべりすぎでテンポ悪いなあもっと動いてくれないかなと思う部分もあった。といってもそれは1~4巻の前半部分だけに関することで、中盤から後半に関してはしっかりアクションも魅せてくれたのでおおむね満足。全体通しての感想もとても面白かったと思っている。まず絵がいいし、キャラも概ね全てのキャラが好きになれたのでストレスなく楽しんで観れた。西尾維新のキャラで基本的に気に食わない奴はいないので、合っているのだと思う。あと維新作品のアニメは基本的に下手な声優がいないのもいい。演出としてわざと棒読みにする場合を除いて、棒読みの人があれらのセリフを喋るとただただ寒いだけだし、物語シリーズはじめ、上手い人しか出てこないので安心して観ることが出来る。声優殺しの台詞をきっちり演じてくれるのを観るのが、西尾維新アニメの醍醐味だと個人的には思っているわけだし。

全体のストーリーのまとめとしては、歴史云々に関してはアニメだけだと(多分原作から削られてて)分からない部分が残ってしまった感があった。そこが曖昧なので、未だなぜとがめが殺されなければならなかったのかよく分からないし。原作読んだら解決できるかな。

好きな巻は「第二話 斬刀・鈍」(銀閣渋すぎ)と「第七話 悪刀・鐚」(姉ちゃん強すぎ黒すぎ健気すぎ)と「第十話 誠刀・銓」。十話は実質封神演義の「太上老君を巡る冒険」のパロディ?的な話だったけど、封神演義も老子の回も凄い好きだし、ああいう飄々とした仙人ポジのキャラが出てきて嫌がらせしながら色々大事なことを教える系の話は大好物。ただ一番気に入っているのは七話の決闘シーンからラスト5分かな。何度も見返した。




今日から学会出張で2回目の米国ソルトレイクシティーへ。
今回はホテル(スキー場のロッジ)が学会側で押さえられていたからそれをそのまま予約したけど、そうしたら出発前に公費で費用立て替えすることができず、金銭的にカツカツな状態になってしまった。あんまり贅沢(ビールとかビールとかビールとか)が出来ず質素な海外生活を強いられそうで若干気落ち気味orz

まあ楽しんできます。
年度末のエンドレスデスクワークと来週の京都出張のためのデータ準備で息がつまりそうです(挨拶

4/6,7のPTQ+WMCQの予約をしたので、そろそろスタンデッキの調整がてら大会に出たいんですけど、来週の土日のどちらかにどっか行けるかなーくらい。

一応、土曜日は千葉でGPT(スタン)、日曜日は晴れる屋GPT(スタン)があるので、どちらかには絶対行きたい。

デッキは現在一人回しで調整中のJGにしようかな。人間リアニはリアニが増えてきた今多分ノーチャンだろうし、Zombiesはワンチャン再燃するんじゃねーかと思って作れるようにしてあるけど、急増のビートダウン使うよりかは愛着のあるデッキの方が本番に言うこと聞いてくれるだろうしね。
ボカロと東方系のレパートリー増やしたくなったので自分用メモも兼ねて歌いたいのリストアップしてみました。

ニコニコのJOYSOUND配信中タグで上から順に力尽きるまでチェックしていっただけなので、にわか乙なのはスルーでwww

(ボカロ)
カガリビト
計画都市
リスキーゲーム
脳漿炸裂ガール
6900000000
オドロシライダー
オリジナル曲
月・影・舞・華
月の妖怪
未完成人間
マインドスピーカー
暗闇のパレード
繰り返し一粒
飴玉サイコロジスト
般若の面 -Mask of hannya-
命短し恋せよ乙女
宙吊りダンシング
毒林檎とシンデレラ
何時何分何秒地球が何回回ったころ?
ハートは万華鏡

(東方ボーカル)
風導星歌、黎明ノ景【少女が見た日本の原風景】
In the DARKNESS-アナタノヤクヲ、サカセテアゲル-
keeps sleeping 【少女さとり~3rd eye】
PhantomBlackNightDream. 【死体旅行~Be of good cheer!】
月の系譜~Sorrow of the Moon 【千年幻想郷~History of the Moon】
幻想奇談 姫 【U.N.オーエンは彼女なのか?】
聖少女サクリファイス 【少女さとり~3rd eye】
待チ人ハ来ズ。【万年置き傘にご注意を】
囲い無き世は一期の月影【竹取飛翔】
Flower of Life 【桜花之恋塚~Flower of Japan】
双尾の赤猫便 【廃獄ララバイ】
地霊の民 【廃獄ララバイ】
嘘付きフォルテッシモ【幽霊楽団~Phantom Ensemble】
Cosmos Glide~【明日ハレの日、ケの昨日】
RockaCherry Party~【妖々跋扈】
Who Killed U.N.Owen~【U.N.オーエンは彼女なのか?】
空振りサディスティック~【平安のエイリアン】
純真Velvet ~【エクステンドアッシュ~蓬莱人】
神楽~【平安のエイリアン】
とある妖の観測的美学【芥川龍之介の河童】
Iris Joker【死体旅行~Be of good cheer!】
千歳の夢を遠く過ぎても【プレインエイジア】
砕月~天零萃夢【砕月】
小悪魔りんご【Bad Apple!!】
Break the world down 【ネクロファンタジア】
Lucid Dream 【法界の火】
胎児の夢 【凋叶棕 Vo.めらみぽっぷ】

(その他)
BLOODY STREAM 
IT_S SHOWTIME!!
【有形ランペイジ】世界五分前仮説

     /━━━━━━━━━ \
     |┃| ̄ ̄|. 〇 〇 [収束]┃|
     |┃| ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|┃|
     |┃|__||______|┃| 
     |┃               SG ┃|
     |┗━━━━━━━━━┛|    まゆりお姉ちゃん!
     |   ━━ ━━ ━━.  | \(^o^)/ ミ  
     |     [収束.特快]    | ( )   ( )  ミ  
     |      \(^o^)/     .|  \\  └└ ミ
     |  〇     ━━━   〇  | . ┌────────────
     |___________|.  │
      │     │[=.=]|     |   │
      └─────────┘   │
        /         \    │
       /            \
PC見ながら飯食ってて吹きそうになったww
今日も仕事がはかどりそうです。

エヴァQ

2012年11月20日 日常

今日は学会が終わって暇だったんで、ソルトレイクシティにあるカードショップに行ってきました。

そこで見たのが

修復の天使 = $12
ファルケンラスの貴種 = $15くらい

1ドル80円として考えると、どっちも日本と比べて激安w

修復の天使は一枚も持ってなく、貴種はどうしても4枚目の英語版が欲しかったので衝動買い。お金余分に持ってきておいて良かった。

あとはM12ガラクも$5でお買い得だったので3枚目として購入。あとは4枚目がなかった《脳食願望/Appetite for Brains(AVR)》や、地の封印、あとは《内陸の湾港/Hinterland Harbor(ISD)》を3枚。ゲートクラッシュ後はBUGコンを組んでみたいんでね。


こんな感じで結構MTG面でも得したのでソルトレイク来てよかったw

明日の朝出発して、日本には現地時間土曜日の17時くらいに到着します。早くマジックしたい。。。

ソルトレイクより

2012年11月11日 日常
ソルトレイクより
今日はFCC2ndです!


・・・といっても自分は現在学会参加のため米国はソルトレイクシティに来ているので、今回も参加することができませんwスタンだから経験値貯めておきたかったなー。


ソルトレイクには日本時間10日の午後4時ごろ出発し、今さっき到着。今回利用したデルタ航空はいい評価と悪い評価が入り混じっていてどんなもんか予想着かなかったんですけど、まあまあ快適だった感じ。今回は研究室単位ではなく個人参加なので、フライトの予約を取る際キッチリ通路側を陣取ることが出来たのも良かった。国際線で窓際席は地獄ですからね。

機内食も結構おいしかった。FAはおばちゃんだらけで結構フランクにやってる感じ。(若いFAがおらずがっかりorz


サンフランシスコの乗継でもかなり手間取るかなーと身構えてたけど、それほど困難もなくスムーズに乗継できました。学会参加のときに「What’s your reason?」と聞かれてそのまま答えるとregistration見せろとかうるさいんで、今度からはsightseeingって答えることにする。



ソルトレイクの気温は上は3~4℃、下は氷点下とかなり寒いです。現地も雪降ってますし。

とりあえず、今日は疲れたんで適当に米国マックでも食ってビール飲んで泥のように眠っておしまいwホテルの近くにマジックの専門店あるみたいだから時間あったら寄ってみようかな。こっちで買えば値段によっては安く買えるし。シュンショーか蒸気孔の4枚目でも仕入れておくか。ワンチャンフライデーでドラフトも出来るかもw


では、つくば土浦水戸の皆様、FCC2ndを楽しんでください!遠く離れた地から入賞者のデッキリストが送られてくるのを楽しみにしています。
私は今日から連休中はずっと山登り。

今は浅草から会津まで通じている列車に祖母と一緒に乗っているところだ。

目的地は群馬・福島・栃木の県境にある尾瀬。

尾瀬には長蔵小屋という管理小屋があり、母方の祖父母がその管理者一家の方々と懇意にしている。

今回は名目上は祖母の付添ということになっているが、齢87の祖母には山道は無理なので、祖母はふもとの桧枝岐村までしか行かず、代わりに自分が長蔵小屋まで登って、管理者の方々のお墓参りに行くのである。

3代目の平野長靖氏の命日には毎年祖父が、祖父が亡くなってからは祖母がそれを引き継いでお墓参りをしており、昨年が40回忌だったのだが老齢の問題で行けなかったらしい。このままでは未練が残るだろうということで自分が代理としていくことになった。

尾瀬は小学生の時分に一度だけいったことがあるが、なんか沼を一周している間に《土砂降り/Downpour(M13)》されてタップで一回休みになってた記憶しかない。

なので、今回はデジカメも新調し、去年一式購入した登山用具の埃落としも兼ねて尾瀬沼から尾瀬ヶ原まで存分に回ってこようと思う。



下界ではドラフト祭りが開催されるんだろうな。
自分が筑波に帰ってくるまで10回くらいドラフト回数の差が生じるやもしれん。

まあ、《The Abyss(LEG)》のスタック解消、最近負け続けて負け癖がついているのでいい機会と捉えて頭をリフレッシュしてくるとしましょう。


今回のRtRのドラフトはMOで武者修行してもいいかもしれないですね。なんか操作慣れてきたし、MOだとリアルよりなんか引きが強いのでw


http://bipblog.com/archives/4198119.html

久々がっつり楽しめて読めたスレまとめ。

まー浸食型大群生命体の中だとバイドが一番強い・怖い・厄介かなーと思いますね。「浸食」はあまり考慮せず単純な戦闘力だったら宇宙怪獣かな。

そいつらバケモンと比べるとBETAは蟻のようだけど、劇中であれだけの理不尽さ、逆無双感を出してるのはやっぱりマブラヴでの人類が弱すぎっていうのがあるんでしょうねー。

そもそも史実に基づいた技術レベルしかなく、それも1970年代そこそこでBETAの侵攻が始まったわけで、物的資源も人的資源もみるみるうちに食い尽くされて、おまけに敵側の技術は殆ど再利用不可能。既存の戦術兵器にもがっちり対応されちゃって、戦略兵器(核)使っても結局は自分の首を絞めるだけっていう状況だったので、BETA程度の敵でもマジキチクラスだった。

おまけに頼りの主人公にはこの手の敵が出てくる作品にありがちな特殊能力も圧倒的戦闘能力もない(強いて言うなら”ある意味不死身”くらいか、でも強くてニューゲーム出来るわけでもないしなあ)。ちょっと違うベクトルの知識があってちょっと操縦が上手いだけ。だからこそのあの絶望感なんでしょうね。

あーもっかいオルタやりたいなあ、次PS3でリメイク出るみたいだから予約しとこうかな。
ようやく筑波に帰ってきた。

何か東京駅着いたら落雷でつくばエクスプレス止まったみたいで高速バスも4~50人くらい並んでて凄い萎えた。19:45ごろに運転再開したけど最初は混むだろうから上野から常磐線で新松戸行って武蔵野線で南流山まで行って丁度落ち着いた頃のつくばエクスプレスにスタックのせるようにして帰ってきた。疲れたー。


さて、本拠地に帰ってきたことだし明日は早速わくわくFNMですね。新デッキで挑む予定!

早くスタンとドラフトとレガシーがしたいよ!!

そういえば新幹線の中で今日のプレビュー見てたんですけど黒緑の新しい除去来てましたね。打ち消されない対パーマネント燻し。強いと言えば強いんですけど、破壊できるのが3マナ以下で限定的なのでデッキに入れる入れないが環境次第・ケースバイケースで変わりそう・・・元々の燻しがスタンにあった時期もそんな感じの使われ方でしたしね。例えば黒緑ゾンビ組むとしても、破滅の刃・喉首・四肢切断とある現環境と比べてやっぱり頼りない。RtRから新環境迎えてクリーチャーパワーが下がるかといったらそうではないと思うので、除去についても少なくとも今のレベルを落とさないで欲しい。クリーチャー限定で良いからもうちょい汎用性のある除去が欲しいんですよね。

ただ不安なのは、赤黒除去も合わせてですけどこの性能のカードがレアなので(まあ黒緑の除去がレアなのは)、黒系の除去はこの他にあっても禄なのがないんじゃないかということ。特に布告系。まさか《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)》でいいやろとか言わないよね?ゲスの評決が如何に優秀だったかっていう話ですよ。

とにかくこれからのプレビューに期待。

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