And R.I.P all lived in Mirrodin,

Now then ...
Behold Blessed Perfection Again Φ


テーロスのスポイラーが続々と公開される中、新ファイレクシアからテーロスへとプレインズウォークしてきたであろうエルズペスによってひっそりと明かされた金属次元ミラディンの最期。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ur/263

いいね、これこそ自分の望んでいた結末だよ。カーンが復活して、俺たちの闘いはこれからだエンドになってたNew Phyrexiaだけど、そこから安易な逆転劇・勧善懲悪の展開にせず、このような絶望エンドにしたのはとても好感が持てる。ウルザが人生のすべてを捧げ、自身と仲間を凶器の渦に巻き込みながら、数多くの旧世代プレインズウォーカーが犠牲となることで消滅した旧ファイレクシア。その残滓とはいえ、多様性と可塑性という意味において前身をすら上回ったといっても過言ではない新ファイレクシアが、たかだか新世代のプレインズウォーカー3人程度の力でどうにかなるようなものではない、と思っていたのだけれど、メリーラやウラブラスクといったミラディン人にとって逆転の芽となりうる要素は根こそぎ握り潰され、コスは惨殺(多分爆弾で死んだんじゃなくて、その後捕えられて《四肢切断/Dismember(NPH)》されたって解釈でいいのかな?)、エルズペスは失意と絶望に暮れ安息を求めて神の次元へと逃亡し、カーンはどっか逃げた、という何とも救いようのない結末となり、個人的には至極満足な塩梅であります。

ヴェンセールの造り掛けの次元船の話もちらっと出てきたし、これから繁栄を極めた新ファイレクシアが外の次元へとその触手を広げ、次元を超えた争いへと再び突入していく展開になるといいなあ。

そして、”絶望の象徴”としてエルズペスの前に最後に立ちはだかったのは、《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator(NPH)》!いやー、最高ですね。伝説のクリーチャーでもないし、フレーバー的には単なる雑魚敵の一つとして扱われてしまうんじゃないかと心配してたけど、それが杞憂に終わったようで良し良し。正義のプレインズウォーカーエルズペスであっても、抹消者の前には剣を取ることさえ適わなかった(まあ直前のコスの言動とか色々と追加要因はあるけど)。抹消者には虐げるもの・凌辱蹂躙するものの頂点として活躍してもらわねばね・・・。

This is a brainchild of the contagion—an abomination designed solely to kill. And under that twisted vision, these creatures are perfect at what they do. It came at me with rows of teeth ripped from the mouths of living beings. Multiple blade-like arms shredded the air while noxious fumes leaked out of its chest cavities. It wore the skin of the dead and carried a legacy of crushed and broken lives.

この描写も素晴らしい。抹消者の胸の腔からは瘴気が漏れ出てるんだね。ますますかっちょいいクリーチャーだぜ!

コメント

kitesail
2013年9月12日14:55

祝福されし完成をとくと見よ

このフレーバー大好き。

saishi
2013年9月12日15:02

MtGのFTの中で一番好きですね!

カントク
2013年9月12日18:12

次点で「完成へようこそ」

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